公演は終了しました北海道医療大学セミナーⅢ
「当事者研究」実践講座

【参加資格】 精神保健福祉関連職および関心のある方
【定員】 50名(申込先着順)
【受講料】 シリーズ受講料4,500円(1回:2,000円)

第1回 2011年1月15日(土)13:00~16:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

当事者研究を取り入れたいと考えている人の入門講座Ⅰ
~ 当事者研究とは -当事者研究の理念と構成- ~

当事者研究は、SSTなど認知行動療法的アプローチの実践から生まれたプログラムで、統合失調症などを持ちながら地域で暮らす当事者の生きづらさに対して当事者自身が、「自らの研究者」となって自分を助け励ます方法を具体的に検討し、見出すことを目的としたアプロ―チです。ここ数年、精神保健福祉領域ばかりではなく、教育分野でも関心が広がり、急速に関心が高まっています。今回は、理念や考え方を中心にじっくりと学びます。

向谷地 生良(本学看護福祉学部教授)

むかいやち いくよし/1955年生まれ。北星学園大学卒業。78年浦河赤十字病院医療社会事業部ソーシャルワーカー、01年北星学園大学非常勤講師を経て、03年本学就任。06年より現職。専門は精神障害リハビリテーション メンタルヘルス・ソーシャルワーク。(社福)浦河べてるの家理事。

第2回 2011年1月22日(土)13:00~16:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

当事者研究を取り入れたいと考えている人の入門講座Ⅱ
~ 当事者研究に挑戦! -当事者研究の体験(一人当事者研究からグループでの当事者研究)- ~

入門講座Ⅰで学んだ当事者研究の理念や考え方を基に、実際に当事者研究に挑戦していただきます。当事者研究は、当事者自身がかかえる困難(課題)を研究テーマとして取り上げその人自身の主観的な理解や発想を重んじながら、参加者同士がワイワイ、ガヤガヤと自由に研究に取り組むところが特徴です。講座では、一人当事者研究からグループでの当事者研究までを実際に体験していただきます。

向谷地 生良(本学看護福祉学部教授)

むかいやち いくよし/1955年生まれ。北星学園大学卒業。78年浦河赤十字病院医療社会事業部ソーシャルワーカー、01年北星学園大学非常勤講師を経て、03年本学就任。06年より現職。専門は精神障害リハビリテーション メンタルヘルス・ソーシャルワーク。(社福)浦河べてるの家理事。

第3回 2011年1月29日(土)13:00~16:00

開講会場 : ACU中研修室1206

当事者研究を取り入れたいと考えている人の入門講座Ⅲ
~ 応用編:精神障害を持つ人への訪問活動に活かす当事者研究&SST(生活技能訓練) ~

認知行動療法的アプローチであるSST(生活技能訓練)の動向で注目すべきことは、SSTは生活の場(on site)で実施することが、より大きな効果を生むことが分かってきています。それは、当事者研究でも同様で、訪問して、問題が起きている場で進めることが、効果的であることが分かってきました。このたびは、SSTと当事者研究を訪問時に展開するポイントを実際に体験しながら学びます。

向谷地 生良(本学看護福祉学部教授)

むかいやち いくよし/1955年生まれ。北星学園大学卒業。78年浦河赤十字病院医療社会事業部ソーシャルワーカー、01年北星学園大学非常勤講師を経て、03年本学就任。06年より現職。専門は精神障害リハビリテーション メンタルヘルス・ソーシャルワーク。(社福)浦河べてるの家理事。