主Ⅱ-2公演は終了しました北海道医療大学セミナーⅡ
漢方・薬用植物研究会

【定員】 100名( 申込先着順 )※3回目のみ35名(申込先着順)
【受講料】 無料
※3回目のみ20,000円(宿泊費、食事代、バス代、保険料)がかかります。
詳細は、参加人数確定後にご案内します。
 
主催:北海道医療大学、札幌薬剤師会
共催:日本生薬学会北海道支部
後援:日本東洋医学会北海道支部 日本薬剤師研修センター認定研修

第1回 2010年4月25日(日)9:30~13:30

講演/9:30~11:00 カタクリ観察会/11:30~13:30

開講会場 : 本学(当別キャンパス)

身近な動植物の暮らしに学ぶ

身の回りに見られる身近な動植物の暮らしぶりから驚くべき自然界の知恵と生命の連なりを学び知ることができます。30年以上に及ぶ自然写真との取り組みの中で記録してきた作品を通じ、自分自身が知り得た大自然の懐の深さについて、ご紹介したいと思います。

岡本 洋典(自然写真家)

おかもと ひろのり/1957年生まれ。砂川南高校卒業。写真スタジオ勤務を経て、フリーの写真家に。専門は北海道の山地湿原、動植物を含む自然写真全般。雨竜沼自然館主宰、NPM(北海道・Nature Photo Masters)代表、北の写真家集団・DANNP主宰。NPO法人「北海道を発信する写真家ネットワーク」理事長。

第2回 2010年5月16日(日)9:30~13:30

講演/9:30~11:00 カタクリ観察会/11:30~13:30(カタクリその後…)

開講会場 : 本学(当別キャンパス)

北海道の元気な植物たち
~ 北方系生態観察園の初夏の植物エネルギー ~

漢方で最も重要な概念は「気」=「心のエネルギー」。そして「植物」=「地球の元気」です。身近な植物たちのステキな瞬間に出会えるだけで、心の元気度はアップします。13年かけて整備してきた北方系生態観察園内の初夏の植物たちの元気をスライドでお見せいたします。

堀田 清(本学薬学部准教授)

ほりた きよし/1958年生まれ。北海道大学薬学研究科博士課程修了。同大学薬学部助手、米国コロラド州立大学化学科博士研究員を経て、本学就任。99年から03年まで同薬学部附属薬用植物園園長。02年より「ゆうゆう」運営委員。専門は薬用植物学、生薬学、漢方薬物学、天然物化学。廃棄野菜を使ったセッケンの開発。薬学博士。

第3回 2010年7月3日(土)~7月4日(日)

開講会場 : えりも町

出前講座 in えりも岬
えりも岬の大地に素敵な「気」をもらいに行きましょう

自然と調和し、大地に流れる「気」を能動的に五感から感じることが漢方での病気予防の極意です。えりも岬は動植物すべてがそろっている大地です。実際に現地に行って、旬の食材やステキな植物を体験し、感じてもらいます。漢方の考え方をベースにした食育イベントになるでしょう。

▼7月3日(土)
8:30 札幌出発 (バスで移動)
12:30 えりも岬着
13:30~15:00 講演会
  1. 「脾虚と食養生」 / 今井 純生(牧田病院東洋医学研究所所長)
    脾虚とは、消化吸収能力の低下を示す漢方用語で、そのイメージは「お腹が弱く、疲れやすく、食が細い」です。日本人は脾虚の方が多く、特に夏はお腹を冷やしすぎない工夫が必要です。当日は脾虚の方の食養生を中心にお話しします。
  2. 「昨年、出会った花たち」 / 駒井 千恵子(えりも花ファンクラブ代表)
    毎年、同じ場所に同じ花を咲かせる野の花、でもその咲き方は一様ではありません。色、形、花の数など年によって違いがあります。光や風、時刻などの自然条件によっても見え方は違うので、今年の咲きはどうだろう、とつい一巡してしまうのです。
15:30~17:30 植物観察会(えりも岬)
18:30~21:00 食育イベント
▼7月4日(日)
9:00~11:00 植物観察会(百人浜)
12:45 えりも岬出発 (バスで移動)
16:45 札幌着
今井 純生(牧田病院東洋医学研究所所長)

いまい すみお/1954年生まれ。81年札幌医科大学医学部卒業。88年札幌医科大学内科助手を経て、89年函館市医師会病院呼吸科医長。90年市立函館病院呼吸科科長を経て、93年牧田病院副院長、96年同院院長、06年より現職。専門は東洋医学。

駒井 千恵子(えりも花ファンクラブ代表)

第4回 2011年2月6日(日)13:30~15:40

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

定員・受講料について

日常に活かす漢方の知識

漢方医学は古代人が自然を観察し発展してきた学問です。人間も自然の一部です。自然と調和し、病気になりにくい生活を考えていきませんか。

河野 裕樹(はるにれ薬局屯田店薬局長)

かわの ひろき/1970年生まれ。北海道薬科大学大学院薬学研究科生物薬学専攻修了。カネボウ薬品、士別調剤薬局、アルファ調剤薬局を経て、現職。専門は漢方医薬学。

春を待つ北方系生態観察園の植物たち

漢方で最も重要なのが『気』という概念なのです。分かりやすく言えば、「大地に流れる生命エネルギー」そのもののことです。早春の北方系生態観察園は多くの植物たちの芽出しエネルギーでいっぱいです。五感を使って能動的に『気』を取り入れる。これが病気予防の極意です。2010年バージョンの北方生態観察園内に自生する植物たちをスライドで紹介します。

堀田 清(本学薬学部准教授)

ほりた きよし/1958年生まれ。北海道大学薬学研究科博士課程修了。同大学薬学部助手、米国コロラド州立大学化学科博士研究員を経て、本学就任。99年から03年まで同薬学部附属薬用植物園園長。02年より「ゆうゆう」運営委員。専門は薬用植物学、生薬学、漢方薬物学、天然物化学。廃棄野菜を使ったセッケンの開発。薬学博士。