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2012年08月21日(火) ‐ ニュース

本学大学院生が新菌種「ベイロネラ トウベツエンシス」発見!(国際登録機関承認)

 本学歯学部微生物学分野は、健常者の口腔から新しい細菌を発見し、当別町の名前を付けました。今般、それが国際登録機関から承認され、学名「ベイロネラ トウベツエンシス」で世界デビューを果たしました。

 本学大学院歯学研究科2年生の眞島いづみさんは、自らの研究の一環として、健康な口腔状態の学生30名の舌垢を採取し、その細菌叢を解析しました。その過程で、従来報告されている細菌種とは異なる細菌の存在に気付き、その細菌の遺伝子や細胞壁等を詳細に分析、既報のそれらと比較検討し、これまでに報告されていない新しい細菌であることを明らかにしました。
 そして、その細菌名に本学が立地する「当別」を付け、新菌種「ベイロネラ トウベツエンシス」として2012年2月に国際登録機関に提案、このたび2012年7月、その国際機関から新菌種「ベイロネラ トウベツエンシス」を承認すると言う審査結果が届き、細菌の分類領域で最も権威のある国際誌「lnternationalJournal of Systematic and Evolutionary Microbiology」に掲載されることが決まりました。

 この細菌の病原性等は現在不明ですが、歯垢の初期形成に重要な役割を担うことが推定されることから、今後の眞島さんの研究進展に期待が寄せられます。

 なお、眞島さんの上記研究を含む業績が認められ、将来歯科基礎医学分野のリーダーとなりうる全国の優秀な大学院学生を対象とする「一般財団法人岩垂育英会平成24年度奨学生」に、全国の国公私立大学10名のうちの一人として、眞島いづみさんが選出されました。
選択培地上の「ベイロネラ トウベツエンシス」 特徴的な「ベイロネラ トウベツエンシス」の赤色コロニー 嫌気グローブボックスを用いて実験中の眞島いづみさん