創薬化学(生薬学)

概要

地球に存在する多くの動植物や鉱物などの天然物の中から、人類にとって薬となる有益なものが長い年月をかけて選び抜かれ生薬が構成されてきた。その多くは漢方薬原料や医薬化合物原料、あるいは医薬品開発のシーズ資源として利用されている。また一部は食品や香料などとして人々の生活の中に深く取り込まれている。生薬学はこれらの天然物資源に関わる現象を扱う学問である。当生薬学教室では、とくに生薬となる植物である「薬用植物」を主な研究ターゲットとしている。薬用植物に関与する生薬学においては、植物学、有機化学、分析化学、薬理学、植物生理学、分子生物学、育種学など様々な分野にわたる総合研究が必要となり、研究領域も多岐にわたっている。
生薬学教室では、①「生薬の品質評価(薬用植物の多様性)に関する研究」、②「薬用植物の有用成分生成に関する研究」、③「フィールドワークを中心とした薬用資源に関する研究」に取り組んでいる。

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2012/02/03HP更新

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