メンタルヘルス・マネジメントコース

概要

コースの教育特色

メンタルヘルス・マネジメントコースでは、社会福祉関係の機関・施設において相談援助業務を担当できる基礎的な能力を身につけたうえで、精神障害者の疾病や障害の医学的・心理学的・社会学的な理解を深め、精神科病院や精神障害者のリハビリや障害福祉サービス事業所等において相談援助を行う精神保健福祉士(メンタルヘルス・ソーシャルワーカー)を育成しています。なかでも、本学の精神保健福祉士養成の特色としては、少人数制による決め細やかな養成教育をあげることができます。3年生の後期から始まる精神保健福祉ソーシャルワーク実習ではグループ学習、特に近年世界的に注目されている“対話実践”の形態を多く取り入れ、実践経験が豊富な4名の専任教員が実習指導を行っています。また、実践能力の高い精神保健福祉士養成のために、統合失調症やアルコール依存症の当事者、家族会に所属する家族、各種機関の精神保健福祉士などを外部講師に迎えて講話をいただくほか、実践現場への見学の機会を設けています。さらに、面接技術・SST(社会生活技能訓練)・心理教育・グループワークなどの専門援助技術について実践的な理解を深められるよう、その内容に習熟した講師によって授業展開しています。

毎年、本コースを履修した卒業生の多くが精神保健福祉士の資格を取得し、現場で活躍しています。現在では、経験年数を重ねた卒業生が、実習指導者(スーパーバイザー)として実習教育に携わるケースも増えてきており、現場と大学とのさらなる連携を進めています。

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