口腔生物学系 生理学

概要

生理学教育では、

1)神経系を中心とした動物性機能及び内臓諸器官における植物性機能を学ぶことによって、運動の調節系と内部環境の恒常性維持機構について理解する。

2)口腔生理学では、顎・顔面・口腔諸器官の感覚、運動及び自律機能を学ぶことによって、咀嚼、嚥下、発声ならびに唾液分泌などの口腔機能の特徴とそれらの調節機構について理解する。

3)生理学・口腔生理学実習では講義の中で特に重要な事柄を実践し、生体機能に関する理解を深める。

ことを目的としています。

また、本分野では顎・顔面・頭部領域の自律神経性血流調節の特殊性(特に副交感性血流増加反応)とそれらの生理的役割及び諸種の病態との関連性について研究を行っています。

お知らせ・更新情報

2021/10/10第33回歯科基礎医学会学術大会にて、 本学歯学部口腔生物学系 生理学分野 佐藤寿哉講師が 歯科基礎医学会 学会奨励賞(生理学部門)を受賞しました 受賞対象論文:Sato T, Mito K and Ishii H. Relationship between impaired parasympathetic vasodilation and hyposalivation in parotid glands associated with type 2 diabetes mellitus. Am J Physiol Regul Integr Comp Physiol, 318: 940-949, 2020

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